減少が続く町の書店を巡り、3人の大臣と直木賞作家などが意見を交わした。
斎藤経産相は東京都内で12日、減り続ける書店の支援などについて、書店関係者と意見交換会を行った。
上川外相と盛山文科相が出席したほか、直木賞作家の今村翔吾氏らが参加した。
インターネットの普及などにより、書店が1つもない自治体は、約4分の1にのぼっていて、経産省は3月に「書店振興プロジェクトチーム」を立ち上げている。
直木賞作家の今村翔吾氏は、「出版界はつながって変えていかなければ、滅んでも仕方がないのではないか。今年が書店復活の元年になると信じている」と話した。
政府は、6月中に取りまとめる「骨太の方針」にも、書店の活性化を図っていくことを初めて盛り込むことにしている。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。