世界各国の男女の格差をまとめた報告書で、日本は対象の146カ国中、118位だったことが分かった。

これは12日に世界経済フォーラムがまとめた「グローバル・ジェンダー・ギャップ2024」で報告されたもので、日本は前の年の125位から7ランク改善したものの、主要7カ国では最下位で、イタリアの87位からも大きく差がついている。

また東アジアの中でも、10位の韓国や、14位の中国よりも下の、18カ国中17位となっている。

グローバル・ジェンダー・ギャップは、毎年「経済」「政治」「教育」「健康」の分野で、各国の男女格差を数値化したもの。

今年の調査で、日本は経済で120位(前年123位)、政治で113位(前年138位)、教育で72位(47位)、健康で58位(前年59位)と改善はみられた。

政治が、改善された要因として、報告書では、閣僚の4分の1が女性を占めるなどしたためと指摘している。

男女格差が最も少ない国は、アイスランドで、2009年から連続で1位を維持している。G7・主要7カ国では、ドイツが7位、イギリスが14位となっている。

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