12日午前6時40分すぎ、JR京都線の茨木駅で赤信号が変わらないまま、という信号トラブルが起きました。

その後、午前9時半をすぎて信号そのものは復旧していますが、発生から10時間が経過した午後4時40分現在も、京阪神の広い範囲で遅れが続いています。

【遅れの発生している路線】
JR琵琶湖線 米原から京都まで遅延
JR京都線 京都から大阪まで遅延
JR神戸線 大阪から姫路まで遅延
山陽線 姫路から相生まで遅延
赤穂線 相生から播州赤穂まで遅延
学研都市線 木津から京橋まで遅延
JR東西線 京橋から尼崎まで遅延
JR宝塚線 尼崎から新三田まで遅延
湖西線 近江今津から近江塩津まで遅延

JR西日本によりますと、信号トラブルが起きたのは茨木駅の『下り外側線』。

貨物列車が動けないままとなり、後続の関空行き特急『はるか3号』は、摂津富田駅~総持寺駅の間で停車しました。

乗客は線路上で列車を降りて、歩いて踏切から退出し、最寄り駅まで徒歩で移動していました。

いっぽう普通や快速列車が走る『下り内側線』は動くため、後続列車は一時すべて内側線の運行に振り替え、多くの列車が団子状態になって、駅間で複数停車していました。

そして午前10時前に、外側線の信号が復旧。しかし午後4時半をすぎても、遅延はなかなか解消されていません。


◆発生した時刻がポイント

遅延の解消に時間がかかっている理由についてJR西日本に話を聞きました。

それによりますと、トラブルが発生した時刻が午前6時42分ごろ、朝のラッシュ時にさしかかる時間帯で、列車本数が非常に多くなるタイミングだったことから、影響を受けた列車や、影響を受けた路線の数が増えた。

そのため、影響が長い時間にわたって残ってしまっている、ということでした。つまり、同種のトラブルが日中に起きた場合などに比べて、解消に時間がかかっているのではないかということでした。

夕方の帰宅時間になっています。最新の運行情報を確認してください。

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