売上高1兆円を超える薬局大手ウエルシアホールディングスは17日、松本忠久代表取締役社長に対して辞任を勧告し、本人から辞任届が提出されたため、受理したと発表した。
辞任の理由については、「私生活において不適切な行為があり弊社の信用を傷つけるものであると判断したため」としているが、ウエルシアは、「不倫行為が発覚した」と説明している。
その上で、「当社は、本件を厳粛に受け止め、今後はコンプライアンス体制を一層強化して、再発防止に取り組んでまいります」としている。
ウエルシアをめぐっては、業界2位のツルハドラッグと、遅くとも2027年末までの統合に向けた協議が進んでいる。
ウエルシアのホームページによると、2022年 2月末時点の売上は1兆259億円で業界1位としていて、全国2413店舗を展開し、従業員数は約4万人だという。
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