旅行需要が回復する中、旅行客に選ばれる観光地や宿泊施設について考えるフォーラムが、11日、仙台市で開かれました。

このフォーラムは旅行情報誌「じゃらん」などを運営するリクルートが2008年から毎年開いているもので、11日は旅館関係者などおよそ150人が参加しました。
フォーラムでは、日本を訪れる外国人がコロナ禍前の2019年より増えていることが示された一方、去年訪日した外国人のうち72.5%が東京などの三大都市圏に宿泊し、都市部に集中する傾向が報告されました。講演の中でリクルートの担当者は、料理や伝統工芸の体験を加えたプランでインバウンドの増加につなげた秋田県の旅館の取り組みを紹介し、地方の宿泊にも付加価値をつける重要性を強調しました。
11日はこのほか、昨年度、東北地方で評価の高かったホテルなどが表彰され、口コミなどで高い評価を得た施設として太白区のホテルなどが選ばれました。

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