インフルエンザワクチンの接種費用を割り引く代わりに高評価の口コミを投稿させたのは景品表示法のステルスマーケティング規制に違反するとして、初めての措置命令が出されました。
消費者庁によりますと、医療法人社団祐真会が運営する「マチノマ大森内科クリニック」はインフルエンザワクチンの接種に訪れた人に対し、グーグルマップの口コミ欄に星5つまたは4つの評価を投稿することで割り引きすると伝えていました。
消費者庁は500件余りの投稿のうち45件を不当表示と認定し、広告であることを隠して商品などを宣伝する、いわゆる「ステマ」に該当するとして、再発防止などを命じました。
ステマは去年10月に景品表示法の不当表示の対象になっていて、措置命令が出されるのは初めてです。
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