8日の日経平均株価は、先週大きく下落した反動やアメリカ株上昇の流れを受けて、割安感の出た銘柄を買い戻す動きが強まり、一時600円以上値上がりしました。

 しかし、午後に入ると一転、利益確定の売り注文が膨らみ、急速に上げ幅を縮小。先週末に比べて、354円96銭高い3万9347円4銭で取引を終えました。

 8日の値動きについて、専門家は次のように分析しました。

三井住友DSアセットマネジメント 
チーフマーケットストラテジスト 
市川雅浩氏
「今月下旬から、3月期決算企業による決算発表が始まります。そのため、企業決算の内容を確認したいとの見方から積極的な買いが手控えられたと思われます。(今週の)値動き的には、横ばいといいますか、少し方向感なく、もみ合うような展開が続く可能性があるかなと」

(「グッド!モーニング」2024年4月9日放送分より)

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