ニューヨーク証券取引所

 6日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3日続伸し、前日比78.84ドル高の3万8886.17ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ開始への期待が高まり、買いが優勢となった。

 朝方発表の米週間失業保険申請件数が市場予想を上回り、労働市場の過熱感が薄れたと受け止められた。米長期金利が低下したことも投資家心理を支えた。ただ、5月の米雇用統計の発表を7日に控えて様子見ムードも強く、上値は重かった。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は4営業日ぶりに反落し、14.78ポイント安の1万7173.12。(共同)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。