ニューヨーク証券取引所

 5日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前日比96.04ドル高の3万8807.33ドルで取引を終えた。朝方発表の米雇用関連指標で労働需給の緩和が改めて示された。米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ先送りへの警戒感が和らいだことで、買い注文が優勢となった。

 一方、FRBが重視する5月の米雇用統計の発表を7日に控え、上値は限られた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は3日続伸し、330.85ポイント高の1万7187.90、幅広い銘柄で構成するSP500種株価指数も62.69ポイント高の5354.03と、それぞれ終値の最高値を更新した。(共同)

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