岩手競馬は2023年度の収支が4億9000万円の黒字となり、県などから受けている融資への返済に過去最高の1億9500万円があてられる見通しとなりました。

県競馬組合によりますと、2023年度の岩手競馬の発売収入見込み額はインターネット販売が好調だったことなどにより608億円あまりで、当期利益は前の年度より4割近く多い4億9000万円の黒字の見通しとなりました。

これを受け組合では、県や盛岡市・奥州市から受けている約330億円の融資に対し、過去最高の1億9500万円を返済にあてる見通しです。

返済は単年度の収支が1億円を超えた場合に行われていて、正式決定されれば4年連続の返済となり、残りの額は322億円あまりとなります。

県競馬組合は「コロナ禍以降インターネット販売が好調だ。岩手競馬60周年をPRしながら開催を盛り上げていきたい」と話しています。

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