週明け3日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前週末比115・29ドル安の3万8571・03ドルで取引を終えた。米景気の先行きを不安視した売りが優勢となり、下げ幅は一時440ドル近くになった。

 米サプライ管理協会が朝方発表した5月の製造業総合景況指数が景気拡大・縮小の分岐点となる50を4月に続いて下回り、市場予想よりも低かったことで投資家がリスク回避姿勢を強めた。原油先物相場が下落して石油関連株が売られたことも相場を押し下げた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は4営業日ぶりに反発し、93・65ポイント高の1万6828・67。(共同)

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