国土交通省が自動車メーカー5社に対して、型式指定申請で不正のあった車種の出荷停止を指示したことなどを受け、マツダの毛籠勝弘社長は3日に記者会見した。毛籠勝弘社長は、型式指定申請の不正について「組織ぐるみの隠蔽(いんぺい)や悪意のある改ざんではない」と説明した。不正の理由については「業務の手順書や手続きが一部十分ではなかったため、現場での解釈が生まれた。結果として法令に定められた手続きから逸脱する手法を取ってしまった」と説明した。【福富智】
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