兵庫県産のカニを京都の高級ブランド「間人ガニ」と偽って販売した疑いで逮捕された男に、ブランドを認定するタグを渡していた疑いで、漁船関係者の女が書類送検されました。
不正競争防止法違反ほう助の疑いで、書類送検されたのは、「間人ガニ」漁船の関係者で56歳の女です。
女は2023年1月、京都府京丹後市の「まるなか水産」取締役・中井満容疑者(42)らが兵庫県産のズワイガニに、「間人ガニ」を証明するタグをつけて販売することを知りながら、タグを渡した疑いが持たれています。
タグは京都府の漁協が5隻の漁船にのみ販売していますが、女はそのうちの1隻の関係者で、15年以上前から中井容疑者らにタグを渡していたとみられています。
調べに対し女は「見返りとして自分のところのカニを中井容疑者らに高く買ってもらっていた」と容疑を認めています。
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