国際的な人材獲得競争が激しくなるなか、経団連は、外国人の受け入れ環境整備などを議論する新たな委員会を設置する方針です。

経団連 十倉雅和会長
「日本をまず魅力ある国だと選んでもらって、技術研修を求めて外国人の方に来てもらわないといけない」

 経団連は31日の定時総会で、外国人政策委員会の設置を決めます。

 日本に住む外国人の数は去年末時点でおよそ340万人いますが、委員会では外国人人材誘致に向けた数値目標や受け入れ態勢の整備などを検討していきます。

 2期4年の任期の最後の1年を迎える十倉会長は、社会保障制度や地方創生、教育・労働などの6つの分野について2040年に向けた中期ビジョンを策定し、来年1月に公表する予定です。

 外国人政策についてもこの中で具体的な提言をまとめるとしています。

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