四国電力の長井啓介社長が5月29日、最後の定例会見に臨み5年間の在任期間を振り返りました。

(四国電力 長井啓介社長)
「極めて厳しい濃厚な5年間だった。こうした中、将来に向けた道筋はつけられたと思う」

長井社長は、最後となる29日の定例会見でこのように述べたうえで、あっという間の5年間だったと在任期間を振り返りました。

長井社長は今後、会長に昇格しますが、残された課題の対応に力を尽くし、引き続き四国地域の発展に貢献していきたいと意欲を示しました。

また、国の中長期的なエネルギー政策の方向性を示すエネルギー基本計画の見直しの議論が始まったことについては、エネルギーの安全保障の強化とグリーントランスフォーメーション実現の同時達成という困難な課題に対する道筋を明確に示してほしいと要望しました。

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