■約10万台のリコール 「認証不正との関連はない」

23日、ダイハツ工業は、主力車種「タント」などの部品に不具合が見つかり、およそ10万台をリコールすると発表しました。

リコールの対象となったのは、2019年6月から2020年1月までに製造された軽自動車「タント」と、SUBARUブランドの「シフォン」、合わせておよそ10万4000台です。

ダイハツによると、車体を安定させる「フロントスタビライザ」と呼ばれる装置の製造工程で化学薬品が残留した結果、内部の強度が下がり破損する恐れがあるということです。

ダイハツにはこれまで、123件の不具合が寄せられていましたが、事故やケガ人はないということです。

今回のリコールと、国の認証不正との関連はないということですが、ダイハツは「ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありません。直ちに対応するので、お近くの販売店まで連絡してほしい」とコメントしています。

発表された対象車種は次の通りです。

ダイハツの「タント」
型式5BA-LA650S及び6BA-LA650S
製作期間 令和元年6月24日~令和2年1月6日
対象台数 6万6154台 (車台番号LA650S-0000097~LA650S-0066626)
及び
製作期間 令和元年10月23日~令和2年1月8日
対象台数 1万7501台 (車台番号LA650S-1000063~LA650S-1017582)

ダイハツの「タント」
型式5BA-LA660S及び6BA-LA660S
製作期間 令和元年6月24日~令和2年1月6日
対象台数 1万6485台

スバルの「シフォン」
型式5BA-LA650F及び6BA-LA650F
製作期間 令和元年6月29日~令和2年1月6日
対象台数 3015台

スバルの「シフォン」
型式5BA-LA660F及び6BA-LA660F
製作期間 令和元年7月2日~令和元年12月26日
対象台数 1316台

(合計104,471台)

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