週明け15日午前の東京外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=153円60銭を割り込んだ。日米の金利差を意識したドル買い円売りが進んだ。1990年6月以来、約34年ぶりの円安水準を更新した。
午前10時現在は前週末比22銭円安ドル高の1ドル=153円46~47銭。ユーロは37銭円高ユーロ安の1ユーロ=163円36~38銭。
イランによる攻撃後、イスラエルの反撃がないことなどから、投資家が過度なリスク回避姿勢を和らげ、ドルを買う動きが出た。
市場関係者は、中東情勢の緊迫化で「神経質な展開になっている」と指摘した。
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