中国政府の食品を管轄している機関のWEBサイトから日本の水産事業者の情報が削除されていたことについて、坂本農林水産大臣は「中国側に説明を求めている」と説明しました。

坂本農水大臣
「今回のWebサイトからの登録情報の削除に関する理由等について、外交ルート等を通じて中国側に説明を求めていますが、現在まで回答は得られていません。

 中国への食品輸出には、食品加工業者などが中国側に製造に必要な施設名などを登録する必要があります。

 登録情報を掲載しているWEBサイトから、日本の水産食品を扱う施設名などの情報が今月上旬、削除されていましたが、これについて中国側からの説明はありません。

 坂本大臣は、登録が削除された影響について「中国側から説明を受けていないなかで断定的な答えは差し控える」としたうえで、中国が去年8月から続けている日本産水産物への輸入規制に対して、引き続き即時撤廃を強く求めるとしています。

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