日本経済が再びマイナス成長に転じました。物価高の影響で個人消費が4期連続マイナスとなっています。

1月から3月期のGDP=国内総生産は年率換算で2.0%減少し、2四半期ぶりのマイナス成長でした。一部自動車メーカーの認証不正問題による生産停止や個人消費の落ち込みが主な要因です。

「携帯なども高騰していて。今は替える気がないので、使い続けます」

実質賃金が24か月連続で減少する中、節約意識や買い控えで「個人消費」は0.7%の減少と、リーマンショックで経済が低迷した2009年以来、15年ぶりに4期連続マイナスとなりました。

政府は「経済は緩やかに回復する」との見通しですが、34年ぶりの円安水準が続けば、さらなる物価高につながります。

今年度の家計負担は10万円以上増えるとの試算もあり、日本経済の先行きは不透明な状況が続きそうです。

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