田植えが本格化する中、県産米の豊作を願い、吉村知事が恒例のもんぺ姿で手植えを行った。場所は、4月に開学した新庄市の東北農林専門職大学。一期生も初めての田植えに挑戦した。

「たらふく食べるよ~(笑) おいしくなれよ~」

この田植え行事は、つや姫と雪若丸の豊作と消費拡大を願って、毎年、県やJAの関係者が県内各地で行っている。
今年の会場は、4月に開学した東北農林専門職大学の10アールの実習田。一期生34人も参加した。

「おいしくな~れ! おいしくなれよ~」

手植えした苗は、この秋、550キロのコメとなって収穫を迎える。

(農業経営学科・佐々木麻衣さん/青森県出身)
「一苗一苗、豊作を願って植えた。コメの消費が減っているので、自分にやれることをここで学んで、コメの魅力を広めたい」

(農業経営学科・永井龍雅さん/群馬県出身)
「山形県が設立した大学なので、山形のために学びを生かしたい」

県全体の今年の作付面積は、デビュー15年目のつや姫が1万100ヘクタール、生産量は5万4000トン。7年目の雪若丸は5600ヘクタール・3万3000トンを見込んでいる。

(一期生)
「全国においしいコメ届けるぞ! おー!」

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