コロナ禍で希薄になったチームの絆を強めようと、USJが企業や団体向けに新プログラムを始めます。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンが新たに売り出すのはジェラシックパークを活用したオリジナル謎解きプログラム。その狙いはコロナ禍で希薄になった企業や団体などのチームの絆の強化です。2時間以内にミッションを達成できなければ恐竜がパークに放たれる。参加者は専用のサイトに入り全員でお揃いのポーズで写真を撮るなど、次々に出題されるミッションをチームで解いていきます。
5月14日に一足早く体験したのは旅行会社JTBの社員60人。チームの1つは、入社35年ほどのベテランから新入社員まで、部署も年齢もバラバラの6人でした。
(参加者)「(Q普段話すことは?)ないです。今日が初めてです」
(参加者)「よろしくお願いします」
ミッションは謎解き要素に加え、チームの協力が不可欠なものもあります。新入社員の活躍で早速ミッションをクリア。
(参加者)「さすが、さすがだな」
(参加者)「(新入社員は)やっぱりデジタルに強いですね」
年齢や役職を超えて達成する一体感がウリです。
(参加者)「事業部が一緒でもあまり話す機会がないので、すごく貴重な経験でした」
(参加者)「いろいろコミュニケーションが取れたのですごく良かったと思います」
(参加者)「普段こういう話をしないのでコミュニケーションになった」
(参加者)「またどこかで出会ったら話せるなと思います」
USJではこれまでも企業や団体向けにパーク内の専用施設でエンターテインメントパーティーや貸し切りなどのプログラムを提供していて、福利厚生や優秀社員を激励する社内行事などに使われてきました。今回のプログラムは、USJにとっては施設を増設せずとも新たな顧客を取り込める一方、企業や団体側にとっても絆を強くするいいきっかけになるかもしれません。
(ユー・エス・ジェイ 金澤亮さん)「チーム一丸となって解決していく楽しさというのを味わっていただいて、それを仕事に反映していただく、あるいは学校でクラスで反映していただく。そういったことにつなげていっていただければいいかなというふうに思っています」
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