NEXCO東日本管内のサービスエリア・パーキングエリアの総勢121品の中から“一番うまい飯”を決める「ハイウェイめし甲子園」で先月、その頂点が発表されました。
“ハイウェイめし”の頂点は?特色生かし地元アピール
日本で1番うまい“ハイウェイめし”は一体、何なのか。
4月に行われた「ハイウェイめし甲子園」。NEXCO東日本管内のサービスエリア・パーキングエリアの総勢121品の中から“一番うまい飯”を決める戦いで、その頂点が発表されました。
友部SA上り・珠玉の蔵 菅沼眞二総料理長
「県全体の食材のPRも含めてやっていきたい」
地元の特色を生かした“ハイウェイめし”ということで、地元アピールのためにもシェフたちにも力が入るこの戦い。
数々のグルメの中から第3位に選ばれたのが、千葉県の市原サービスエリア下り線。北総豚の肩ロースが器からはみ出すほどのった「市原豚丼温玉のせ(1300円)」です。
第2位は、宮城県の菅生パーキングエリア上り線の「SUGO!牛たんハンバーグ定食(1500円)」。
気になる1位に選ばれたのが、茨城県の友部サービスエリア上り線。制作期間1か月、東日本No.1の“ハイウェイめし”が「Ibaraki~杜の詩いゃ!どうも〜(1500円)」です。
つくば美豚の生姜焼き、つくば鶏のつくねに常陸牛のローストビーフをそれぞれご飯にのせて提供するなど、茨城の食材がたっぷりな一品です。
客
「これを食べるために(来ました)」
「色んな素材が入っている物があるから、楽しみましたよね」
GW期間中は1時間待ち。これまで7000食以上売れているそう。
友部SA上り・珠玉の蔵 菅沼眞二総料理長
「茨城の代表として臨みましたので、1位というのは嬉しかったですね。GW終わって夏休みが控えているので、また新たに開発していきたいと思います」
サービスエリアが“地域の拠点”に “非日常を体験”できる施設も
井上貴博キャスター:
全国のサービスエリア・パーキングエリアは910か所あるそうです。
NEXCO東日本のサービスエリア・パーキングエリアを管理している、ネクセリア東日本の担当者は、「地域の特色を出し、エリア全体を活性化していける拠点。さらに高速道路を使っていない人も利用できる施設を目指している」と話しています。
高速道路を使わずとも行ける施設というのは確かに増えています。
例えば、広さが東日本最大級の東北道・上り線の蓮田サービスエリアです。
生鮮食品や地元の特産品を販売していて、一般道からも利用することができます。JR蓮田駅から無料シャトルバスも出ていて、地域住民も利用しやすくなっています。
ホラン千秋キャスター:
経由地っていうイメージからもう変わってきているんですね。
井上キャスター:
もう完全に変わりましたね。蓮田サービスエリアは芝生のエリアもありますので、子育て世帯にも大変評価が高いと言われています。
他にも、東北道・上り線の羽生パーキングエリアは江戸の町並みを再現しました。
江戸時代に関所があった地区で、池波正太郎さんの「鬼平犯科帳」の世界観を表現しているということで、テーマパークのような非日常を体験できるという施設になっています。
ホランキャスター:
混んでいるときに行くと、サービスエリア・パーキングエリアも混んでいますが、割と空いている時期に行ったら楽しめそうですね。
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