福井銀行は、10日、決算会見を開き、子会社の福邦銀行と合併することによる4年後の相乗効果の目標を60億円以上と発表しました。
 
去年、子会社の福邦銀行と2026年5月に合併する計画を発表した福井銀行、その後、合併に向けて、協議、検討を進めてきました。
  
10日の取締役会では、福邦銀行と株式交換を行うことについて正式に合意し、6月に開かれる福邦銀行の株主総会で承認が得られることを前提として、株式交換の契約を締結しました。
  
福井銀行と福邦銀行の交換比率は1対0.038です。株式交換の効力発生日は10月1日です。
  
また、10日発表された今年3月期のグループ決算は、貸出金利息やコンサルティングによる収益の増加によって、純利益は前年度より19.1億円増え、37.1億円でした。
 
本業の収益は順調に推移するとして、来期の純利益は40億円を見込んでいます。

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