先週、政府・日銀が為替介入した可能性が指摘されるなか、日本銀行の植田総裁は官邸で岸田総理大臣と面会し、円安の進行について「注視していくことを確認した」と語りました。

植田総裁
「最近の円安については日本銀行の政策運営上、十分注視をしていくということを確認させていただきました」

 先週、外国為替市場では円相場が一時160円台から151円台まで乱高下しました。

 政府・日銀による為替介入の可能性が指摘されるなか、官邸を訪れた植田総裁は岸田総理との面会後に記者団の取材に応じ、円安は経済物価情勢に影響を与える可能性があるため、引き続き為替の動向を注視していくとの考えを示しました。

 連休明けの7日は日本とアメリカの金利差から円安が進行し、午後7時時点で、円相場は1ドル=154円台半ばで取引されています。

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