アメリカの鉄鋼大手USスチールの買収案が株主総会で承認されたことについて、日本製鉄は「確実な一歩を踏み出した」などとするコメントを発表した。

USスチールの臨時株主総会が12日開かれ、日本製鉄による買収案が承認された。

日本製鉄はコメントを発表し、「買収によりUSスチールを支え、成長させることが、米国全体に多大なる利益をもたらすことを確信している。買収承認により、この目標に向かって確実な一歩を踏み出したことになる」としている。

日本製鉄は2024年9月までの買収完了を目指すが、バイデン大統領が買収に慎重な姿勢を示すなどしていて、先行きは不透明だ。

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