肥後銀行の笠原慶久頭取23日の定例会見で、来年度の県内経済について「さらなる活況が見込まれる」と話しました。

肥後銀行本店で行われた定例会見で笠原慶久頭取は今年度はTSMCの熊本進出を契機とした電子デバイス関連の設備投資が全体を牽引したと総括。

「経済波及効果についてはおよそ6兆8000億円と試算し、熊本経済は順調に推移していると見ている」と話しました。

また2025年度の県内経済についても半導体関連企業の集積が引き続き進展していくと予測。

笠原頭取は「熊本の企業が技術力を上げて半導体のサプライチェーンに入っていくことが重要であり、地域金融機関として設備投資などを今後も支援していく」と話しました。

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