日南市南郷町では、全国でも珍しい南の海でのワカメの養殖が始まりました。

ワカメの養殖は外浦漁協で7年前に始まりました。
19日は組合員や県の職員など約10人が参加し、ロープのねじれた部分を緩めて、15センチ間隔でワカメの種を挟み込んでいきました。

種付けが終わると、風雨で海が荒れても影響を受けにくい外浦湾内の場所に運び、沈めていきました。作業では100メートルのロープ10本を浮かべました。

2年前は2トン収穫できましたが、去年は全滅し、水温の高さや魚の食害が影響したものと見られます。

(外浦漁協 黒岩 大夢さん)
「対策として、食害防止ネットや水温計を設置し、随時観察していきながらワカメの展開を行っていきます。」

収穫できるのは2月はじめになりそうです。

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