日経平均株価は、19日午前9時の取引開始と同時に500円余り値下がりして取引きが始まりました。

 19日の日経平均は取引開始とともに3万9000円台を割り込み、一時、700円以上値下がりしました。

 取引時間中としては10日ぶり、9日以来の3万8000円台です。

 18日にアメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会が、来年の利下げペースをこれまでより緩やかにする見通しを示したことから、景気の先行きに対する警戒感が市場に広がり、アメリカの主要な株価指数が大きく下落した影響です。

 一方で、外国為替市場で円安が進み、日銀の金融政策決定会合の結果も控えることから、午前中はしばらく様子見の姿勢が強まるのではないかと市場関係者はみています。

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