脱炭素化に向けて電動車の需要が高まるなか、エンジンとモーターの両方を備えるハイブリッド車の新たな技術が公開されました。

 ホンダは運転状況や走行環境に合わせ、2つのモーターとエンジンを使い分ける技術を独自に開発しています。

 エンジンやシステムを制御する技術の刷新により、燃費を10%以上、向上させる目標です。

 車の速度と連動したエンジン音がスピーカーから聞こえる機能も開発しました。

 来年から順次、ハイブリッド車に搭載していく方針です。

ホンダ執行役 林克人四輪事業本部長
「バッテリーEV(電気自動車)とハイブリッドと両面で、どちらのマーケットがどういうスピードでシフトしても対応できるようにしていきたいなと」

 電動化が進む自動車市場では、ハイブリッド車の需要は引き続き高い水準です。

 ホンダは2030年までに年間130万台を販売し、車体の軽量化などによりコストの半減(2018年比)も目指すとしています。

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