ニューヨーク証券取引所

 3日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3日続伸し、前日比450・02ドル高の3万8675・68ドルで取引を終えた。この日発表された4月の米雇用統計が低調だったのを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ開始が遅れるとの懸念が後退して買い注文が優勢となった。

 雇用統計で非農業部門の就業者数の前月比増加幅が市場予想を下回り、過熱感が出ていた労働市場が沈静化したと受け止められた。前日終値と比べた上げ幅は一時580ドルを超えた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は続伸し、315・37ポイント高の1万6156・33。(共同)

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