三菱UFJ銀行の元行員が客の貸金庫から金品を盗んでいた問題について、加藤金融担当大臣は「大変遺憾な事態」と述べ、原因究明や再発防止を求めていく考えを示しました。

加藤勝信金融担当大臣
「お客様からの信頼の上で預金とか財産を預かってるというのが銀行業でありますから、三菱UFJ銀行においてこうした事案が発生したということは大変遺憾な事態」

また加藤大臣は「事実関係の全容解明を踏まえた原因究明および再発防止が講じられるものと考えている」と話し、金融庁として進捗を確認していく考えを強調しました。

三菱UFJ銀行では元行員が4年半にわたり、東京の練馬支店と玉川支店で貸金庫を管理する立場にありながら客の貸金庫を無断で開けて現金などあわせて十数億円相当を盗んだことが明らかになっています。

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