AIを活用して、会社の福利厚生をコストから人材への投資に変えます。
東京・品川区の企業で導入されている福利厚生は、社員一人一人のニーズに対応するパーソナライズされた福利厚生サービスです。
12日、その発表会が行われました。
「カフェテリアHQ」は、所属部署や働き方などを入力すると、AIがその人にあった福利厚生を提案する国内初のサービスです。
企業がカスタマイズできる項目は、テレワークの備品にリスキリングで活用できるeラーニング、さらに介護や育児のサポートなど10万種類以上です。
社員は、企業から配布されるポイントでサービスを利用することができます。
マーケティング(20代):
めちゃくちゃラインアップがあるので、迷いつつも、その中で自分には何がぴったりかを選びやすい。いい学習機会になっている。
広報(50代)
スキルアップ系、ヘルスケア系とか、おすすめに出てくると使ってみようとなる。
社員のモチベーションやエンゲージメントの向上、新たな人材確保にもつながる福利厚生。
ただ、経営層などを対象にした調査によると、管理の負担やコスト面、利用率が低いといった課題が浮き彫りになりました。
そこで、このサービスでは企業側が従業員のログイン率や満足度などを認識できるようにし、福利厚生の成果を実感しやすい設計になっています。
オルビスHR統括部・岡田悠希部長:
その従業員のニーズに対して、最適なモノがレコメンドされる機能があるので、“これにチャレンジしよう”、“こういう学びにトライしてみよう”と選択肢が広がった。(従来と比べ選択される福利厚生は)学び1.5倍、ウェルネス3倍に上がってきた。
効果が不透明でもやめられないコストを、人材への投資に変換する次世代型の福利厚生の形。
HQ・坂本祥二代表:
福利厚生を見ても、20~30年前と同じ、使おうとしてもどこに何があるか分からない。なんとなく「いいかも」「悪いかも」ではなく、しっかり“見える化”して費用対効果を追求していく。ユーザー数を3年間で100万人にしていく。
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