新幹線札幌開業に合わせ、札幌駅の東側から苗穂駅近くまで伸びる北海道新幹線の車両基地のデザイン案が公表されました。

 12月12日、公表されたのは、新幹線の札幌延伸に伴い建設される「車両基地」の壁面デザイン案。

 上にいくにしたがって明るくなるデザインは札幌のマチの未来や、積み上げていく安全安心を表現しています。

 新幹線の車体を収容し、保守作業を行うための車両基地。その長さはなんと1.3キロ。JR札幌駅の東側にできる新幹線札幌駅から苗穂駅近くまで延びます。

 高さは22メートル。都市の中に車両基地が建設されるのは過去に例がなく、鉄道・運輸機構は街の景色との調和を意識しました。


 「圧迫感を低減して、周辺の市街地環境と調和したデザインを目指した」(鉄道・運輸機構の担当者)

 今回の案は南側のもの。今後は北側などもこれに合わせて検討していく予定です。

 車両基地の建築工事は2025年6月ごろから始まる予定です。

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