1カ月間で149時間の違法な労働も。愛媛県宇和島市の縫製業者2社が外国人技能実習生ら15人に違法な時間外・休日労働をさせ割増賃金の一部を支払わなかった疑いで、10日に書類送検されました。

労働基準法違反の疑いで書類送検されたのは、宇和島市津島町の同じ敷地で縫製業を営む「サンファッション」と「日高縫製」、そしてこの2社の代表取締役と代表社員です。

宇和島労働基準監督署によりますと、サンファッションと日高縫製は去年1月から今年3月の間、中国とカンボジアの外国人技能実習生ら15人に違法な時間外と休日労働をさせ、あわせて520万円分の割増賃金を支払わなかった疑いがもたれています。

また労働基準監督署が立ち入り検査した際、ウソを記入したタイムカードや賃金の台帳を提出するなどしたとしています。

外国人技能実習生のなかには、1カ月間に149時間30分の違法な労働をしていたケースもあったとしています。この2社はすでに事業を停止しているということです。

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