北國新聞社と同社が発行する富山新聞は10日付朝刊の社告で、月決め購読料を来年1月1日から値上げすると発表した。北國新聞は朝夕刊セットで現在の4400円を4900円、朝刊3400円を3900円、富山新聞は朝刊3380円を3880円に改定する。値上げは2021年4月以来。

 社告によると、新聞製作に必要な原材料費などが高騰する中、経費削減と業務効率化を続けてきたが、能登半島地震や9月の記録的豪雨で能登地方を中心に人口減少が加速、販売店も大きな打撃を受けた。戸別配達網を維持するために負担をお願いするとしている。

 駅売店やコンビニなどで販売する1部売りの定価は朝刊180円、夕刊(北國新聞のみ)70円のまま据え置く。(共同)

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