2日の日経平均株価は、アメリカの市場でハイテク株が売られた流れを受け、下落して始まりました。
下げ幅は一時300円を超え、節目の3万8000円を割り込む場面も見られましたが、その後は上昇に転じ、前の日の終値付近で一進一退。方向感を欠く展開となりました。
マネックス証券 チーフストラテジスト
広木隆氏
「これは何といっても、ゴールデンウィーク後半戦ということで連休に入りますから。当然、その前には持ち高、ポジションをどちらかに傾けるというのはなかなかしづらいものですから。どうしてもニュートラルなところに収まっていく」
では、今後の日本株はどのような展開を見せるのでしょうか?市場関係者たちが注目しているのは、日本時間3日の夜に発表されるアメリカの雇用統計の行方です。
広木氏
「予想では25万人程度の雇用者数の伸びが予想されていて、これが上振れたりするとですね、アメリカ経済が強いんだということで、ますます利下げが遠のいてしまう。そうなると、株式市場にとってはマイナスです」
(「グッド!モーニング」2024年5月3日放送分より)
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