5年ぶりの9連休となる年末年始は、国内旅行での一人あたりの消費額が過去最高となる見込みです。円安や物価高で節約志向が強いなかでの旅行の楽しみ方を取材しました。
■5年ぶり9連休 年末年始の旅行は
夜になるとおよそ2万個のLEDに装飾された巨大クリスマスツリーや全長およそ50メートルの幻想的なイルミネーションルーフが現れる人気の観光スポットです。
今年は暦通り休みを取ると、5年ぶりに9連休となる年末年始です。みなさんはどのように過ごされるのでしょうか。
千葉から来た人
「私は9連休」
「うらやましい」
「(Q.正月なにかしたい?)公園がいい」
「(子どもが)もう少し大きくなったら年越しで海外とか行ってみたい」
神奈川・逗子から来た人
「(年末年始は)ゆっくり地元で」
「(Q.今年は海外旅行、行く人多いが?)いいですねー」
「(海外に)行きたいがもう1人兄がいて、4人だとお金もかかるので」
JTBによりますと、年末年始の国内旅行にかける平均費用は1人あたり4万3000円と過去最高を更新。海外旅行にかける費用は27万3000円と前年度より7%増となりました。背景には円安に加え、物価高などがあげられます。
「割安」な旅行先はないのでしょうか。まだ間に合う年末年始おすすめの旅行先を教えてもらいました。
航空旅行アナリスト 鳥海高太朗さん
「今年のおすすめは広島です。広島は新幹線で行くことができますが、都市部のなかではビジネスホテルの価格がそれほど高くない。また宮島の厳島神社や尾道、しまなみ海道、こういった観光スポットも広島の市内を拠点にして動くことができます。国内のおすすめスポットとしては、仙台、盛岡、名古屋、岡山などは比較的今からでも予約することは可能」
一方、海外への旅行者数は前年度より13%増え52万人になる見通しだといいます。
行先は韓国が26%と1番人気、台湾が11%で2番人気となっていますが、他にも穴場はあるといいます。
航空旅行アナリスト 鳥海高太朗さん
「東南アジア、特にマレーシアやベトナム、シンガポール、タイ。格安航空会社が多く飛んでいますので、アジアはやはり物価がそれほど高くないので非常に魅力的な場所になります」
皆が憧れるハワイは…。
ハワイ州観光局 日本支局 シニアマーケティングマネージャー 高橋あやかさん
「今年の年末年始は最大9連休ということもありまして、多くの日本人観光客がハワイに渡航される見込みとなっております」
高橋さんが個人的に推す一番のスポットは。
ハワイ州観光局 日本支局 シニアマーケティングマネージャー 高橋あやかさん
「アラモアナ・ホテル最上階(36階)、シグニチャー・プライム・ステーキ&シーフード、とっても夜景がすばらしいんですね。最近では日本人観光客の方にも注目されているお店となっております」
ハワイ州観光局ではホテル代が安くなるなどのキャンペーンをやっているとのことです。
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