JR東日本が初乗り運賃を、現在の150円から10円引き上げるなど、発足以来初の運賃改定を申請です。

JR東日本は山手線などの運賃の値上げについて、2026年3月に実施する方向で検討を続けていましたが、6日、国に値上げの申請を行いました。

値上げは、普通運賃や通勤・通学の定期券が対象で、山手線などの切符の初乗り運賃は、150円から10円引き上げて160円となります。

値上げによる増収分は、安全対策や設備投資などに充てる方針です。

JR東日本は、2023年3月に駅のバリアフリーを充実させるために首都圏の一部で値上げを実施していますが、全面的な値上げは、消費税導入などの際を除けば1987年のJR発足以来、初めてとなります。

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