宮城県は12月5日、県内に本社がある生活用品大手のアイリスオーヤマと包括連携協定を結びました。地域産業の振興などに取り組むことを掲げていて、アイリスオーヤマが都道府県と連携協定を結ぶのは今回が初めてです。
5日の締結式には、村井知事とアイリスオーヤマの大山健太郎会長が出席しました。包括連携協定には地域産業の振興や人材育成、防災・減災対策など合わせて6つの項目が盛り込まれています。
具体的には、大学生や高校生を対象にインターンシップの受け入れを行い、ものづくり産業を支える人材を育成することや、アイリスオーヤマが販売するパックご飯の輸出による海外における県産米の販路拡大に連携して取り組むということです。
宮城県 村井知事
「県内を代表するものづくり企業のアイリスオーヤマに遠慮なく、いろいろなことを相談させていただける。そういった環境が整ったという意味では非常に大きな意味のある協定締結だと思います」
アイリスオーヤマはこれまでに県内の4つの市を含む7つの市と包括連携協定を結んでいますが、都道府県との締結は今回が初めてです。
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