久米島の久米仙(久米島町、島袋正也社長)は6日にタイムスビル(那覇市久茂地)で開幕する「久米島町 観光・物産と芸能フェア」で、塩とシークヮーサー、日本酒を加えたリキュール「沖縄塩檸檬(れもん)」と、久米島産バニラビーンズを漬け込んだ数量限定スピリッツ「インターセクション・ドリアード」の2新商品を販売する。
2日に販売開始した沖縄塩檸檬(720ミリリットル、希望小売価格1800円)は約30種類を試作し調整を重ねた。シークヮーサーのえぐみを抑え、隠し味の日本酒で後味に甘みを持たせた意欲作だ。アルコール度数10%でお勧めは炭酸割り。久米島フェアでは1杯300円でカップ売りもする。
「交差」を意味する同社のインターセクションシリーズの第2弾は、バニラの香りと泡盛の風味を融合させ、「ドリアード(木の妖精)」(600ミリリットル、同2800円)と名付けた。
アルコール度数12%で、希少な久米島産バニラビーンズを使用していることから限定販売する。同社は「久米島フェアが入手できる最後のチャンス」とアピールする。ボトル販売のみで、試飲はできる。
同社営業企画部の比嘉真也エキスパートは「2品とも度数が低く飲みやすい。泡盛の入門として親しんでもらい、次は30度、古酒と楽しんでもらえたら」と話した。
(南部報道部・新崎哲史)
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