県議会の常任委員会では、東九州新幹線について宮崎、都城、延岡から博多駅までの推計所要時間が示されました。

東九州新幹線について、県は日豊本線ルートと、宮崎~鹿児島中央駅ルート、それに熊本の新八代駅と宮崎を結ぶルートについて調査を行いました。

4日は宮崎、都城、延岡、それぞれの地点から博多駅までの推計所要時間が示されました。

このうち新八代ルートでは宮崎~博多が1時間24分。都城~博多が1時間6分となっています。
日豊本線ルートでは延岡~博多が1時間15分となっています。

1キロあたりの一日の平均輸送人員は、日豊本線ルートが約1万2400人、新八代ルートが約8700人、鹿児島中央先行ルートが約5700人となっています。

(県総合交通課 河村 直哉 課長)
「高速バスとか自動車の移動より若干コストは高い。過去10年くらいの移動需要のトレンドをベースにモデルを作り、それにより、どれだけ(利用者が)転移するか。ある程度、現実に即した数字だと思う。」

県は整備費の地元負担など東九州新幹線への理解を深めてもらうため、年明けの1月15日に宮崎市でシンポジウムを開きます。

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