地球温暖化などの影響で漁獲量が減少するなか、解決の手段として注目されている「陸上養殖」について、システムなどを提供する新会社が設立されました。
陸上養殖は気候変動の影響を受けにくく、水質や水温などを最適な状態に管理できるため生産量が安定しているとされています。
NTTコミュニケーションズは陸上養殖に関する新会社を設立し、水の汚れを分解するバクテリアを使わず、電気を使ってろ過する技術や、通信技術を活用して魚種に合わせた水質や塩分濃度などをリアルタイムで把握できるシステムなどを提供すると発表しました。
今回、提供するシステムでは沖縄県で養殖されている高級魚「アーラミーバイ」など、ハタ類2魚種を養殖できるということです。
今後は対応魚種を拡大するほか、ハタ類の種苗の提供も開始する予定だとしています。
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