佐賀空港への自衛隊のオスプレイ配備計画をめぐり県が防衛省と合意している有明海の漁業の振興基金について、山口知事は27日の県議会で来年度の基金の創設を目指していることを明らかにしました。
【山口知事】
「防衛省と県で合意している有明海漁業振興の補償のための基金は、令和7年度の創設に向け、2月議会に必要な議案を提案できるよう準備を進めてまいります」
山口知事は27日開会した定例県議会でこのように述べ、佐賀空港への自衛隊のオスプレイ配備計画をめぐり防衛省と合意している漁業の振興などの基金について、来年度の創設に向けて
準備を進めていることを明らかにしました。
防衛省は来年7月にもオスプレイ17機を佐賀空港に配備する計画で、着陸料として年5億円を20年間、合わせて100億円を支払うことになっています。
一方、11月議会には約91億5200万円の一般会計補正予算案などが提出されました。
人手不足が続くバスの運転士について、”県外からの運転士”の採用を支援する事業に約300万円、アスリートのセカンドキャリアを充実させる事業として約570万円が盛り込まれています。
11月の定例県議会は12月3日から5日まで一般質問が行われ、来月17日に閉会する予定です。
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