米電気自動車(EV)大手テスラが急速充電器の担当部門を閉鎖し、担当幹部らと数百人を解雇したことが4月30日、分かった。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が報じた。

 FTによると、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が社内向けメモで明らかにした。メモでは急速充電器の担当幹部ら2人と、チーム全員が退社すると発表された。この部門には約500人が所属していた。事業自体は継続される見通し。

 マスク氏は4月30日に自身のX(旧ツイッター)に「テスラは急速充電器の拡大を計画しているが、設置ペースが遅い」などと不満を投稿した。(共同)

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