米ニューヨークのウォール街の標識=2020年(ロイター=共同)

 19日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は4営業日続落し、前日比120・66ドル安の4万3268・94ドルで取引を終えた。ウクライナ情勢を巡る警戒感が投資家心理を冷やし、売り注文が優勢となった。

 ウクライナが、米国が供与した長射程兵器でロシア領へ攻撃したと伝わり、投資家がリスク回避姿勢を強めた。前日終値からの下げ幅は450ドルを超える場面があった。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は続伸し、195・66ポイント高の1万8987・47。

 個別銘柄では、医療保険のユナイテッドヘルス・グループ、化学・事務用品の3M(スリーエム)の下落が目立った。(共同)

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