赤磐市が進めるディスカウントストア「コストコ」などの誘致を巡り新たな問題です。「コストコ」誘致を目指す土地に倉敷市の別の企業が出店の話を進めていることが分かり、市は大きく揺れています。
11月14日、市議会の常任委員会で、倉敷市の大黒天物産が話を進めていることが明らかになりました。
この企業は2010年ごろから市役所から約2キロ離れた岩田地区にディスカウントストアなどの出店を検討していました。企業側は赤磐市の友實武則市長が当初から認識していたと主張。しかし同じ場所に「道の駅」を整備し、隣に「コストコ」を誘致する計画案を策定したことは公平さ、公正さに欠けるとして、計画案の撤廃を求めています。
「コストコ」は、大きなサイズの日用雑貨や食品などが並ぶ会員制の人気の店舗で、友實市長は2024年9月に誘致に向けて交渉していることを明らかにしています。
(赤磐市議会産業建設常任委員会 金谷文則委員長)
「コストコ誘致がセンセーショナルな話になっているが、その事業とも関連することなので早く決着をつけて、前へ進めるものは進めていかなければならない。委員会にその役目があると思うので、しっかりやっていきたい」
常任委員会は12月定例市議会で友實市長に答弁を求め、大黒天物産にも事実関係を聞き取ることにしています。
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