船井電機の破産手続きをめぐり決定の取り消しを求めている会長の原田義昭元環境大臣が14日朝MBSの取材に応じ、「旧経営陣に反省してもらうことがたくさんある」などと話しました。

 「FUNAI」ブランドのテレビなどを製造する船井電機は取締役の1人が「準自己破産」を申し立て10月24日、東京地裁から破産手続きの開始決定を受けました。

 これに対し決定の取り消しを求め即時抗告を申し立てた会長で元環境大臣の原田義昭氏がMBSの取材に応じ、破産申し立てについて事前に知らされていなかったと述べました。

 (船井電機会長・原田義昭氏)「旧経営陣に反省してもらことはたくさんある。それを乗り越えて破産という形でこの名門の船井電機を終わらせるわけには絶対にいかない」

 破産の原因については。

 (船井電機会長・原田義昭氏)「この原因や背景を調べながらそれを乗り越えて、新しいものを積み上げていく」

 原田氏は事業再生は可能だとして近く、民事再生法の適用を申請するとしています。

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