沖縄最大級のIT・デジタルトランスフォーメーション(DX)展示商談会「リゾテックエキスポ2024」が14日午前、沖縄市の沖縄アリーナで開幕した。国外30社を含む約250社が参加し、ITやDXの最新技術を紹介する。15日まで。
沖縄アリーナで開幕したリゾテックエキスポ2024=14日、沖縄県沖縄市リゾテックはリゾートとテクノロジーを掛け合わせた造語。オープニングセレモニーで実行委員会の稲垣純一委員長(沖縄ITイノベーション戦略センター理事長)は「観光をはじめとする沖縄県内全産業のDX促進と人材育成、産官学の連携に努め、地域の課題の解決と圏域を超えたビジネス拡大、新ビジネスの創出につなげていく。最新の技術とサービスをこの2日間で体験してほしい」とあいさつした。
沖縄県の玉城デニー知事は「沖縄が日本とアジアをつなぐ架け橋になる。テクノロジーを生かし、DXを加速させて『稼ぐ力』を目指していく」と話した。
テープカットで開幕を祝う稲垣純一委員長(左から5人目)らリゾテックエキスポ2024関係者たち=14日、沖縄市の沖縄アリーナ会場では請求書発行や人事業務などビジネスツールのDX化や顔認証システムによるセキュリティ、自動運転や音声自動認識サービスなどの紹介ブースが並び、多くの来場者が足をとめて説明に聞き入っていた。
デジタル化に悩む自治体・企業とIT企業をつなぐ「逆商談ブース」や、国内外のスタートアップ10社によるピッチ、生成AIを活用した学生向けワークショップなども実施する。
14、15の両日とも午前10時~午後5時まで。駐車場は1400台収容可能。
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