今年9月4日の未明、北九州市門司区で20代女性に暴行を加えた上で脅迫し拒否できない状態の女性にわいせつ行為をしようとしたとして逮捕された24歳のアルバイトの男性について福岡地検小倉支部は今後、起訴しないことを決めました。

24歳のアルバイトの男性は、今年9月4日午前3時半すぎ、門司区柳町を1人で歩いていたアルバイトから帰宅途中の20代の女性を突き飛ばして転倒させ体に覆いかぶさり両肩を押さえつける暴行を加えて「静かにしろ」などと脅し、拒否できない状態の女性にわいせつな行為をしようとしたとして不同意わいせつ未遂の疑いで逮捕されていました。

逮捕時の取り調べに対し、男性は「おおむね内容は間違っていません、ただ私は(性的)暴行をしようとしたわけではありません。女性に抱きつきたかったのです」などと話し、容疑を一部否認していました。

この男性について福岡地検小倉支部は容疑を不同意わいせつ未遂から暴行に切り替えて捜査した上で今後、起訴しないことを決めました。(11月11日付)

不起訴の理由について福岡地検小倉支部は「諸般の事情を総合的に考慮した」とコメントしています。

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