鹿児島市の常盤トンネル付近で11日朝、走行中のスクールバスが急ブレーキをかけて、乗っていた生徒8人が病院に搬送されました。生徒たちは打撲などのけがをしているということです。

鹿児島西警察署などによりますと、急ブレーキをかけたバスは、鹿児島市の樟南高校が通学用に鹿児島中央駅と学校の間を運行しているスクールバスです。

樟南高校によりますと、11日午前8時20分ごろ、鹿児島市武岡1丁目の道路で、学校に向かっていたスクールバスが前を走っていた車との衝突を避けようと、急ブレーキをかけたということです。

バスには当時、生徒37人が乗っていましたが、このうち4人が救急車で病院に運ばれ、その後、さらに4人が体の痛みを訴えて病院に搬送されました。8人のうち7人は打撲程度のけがで、1人のけがの程度は分かっていません。

現場は常盤トンネル付近の2車線から1車線に合流する道路で、バスの前を走っていた車が、突然、左に膨らみながらUターンしようとしたため、衝突を避けようと急ブレーキをかけたということです。

警察が事故の詳しい原因を調べています。

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